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半月以上経ってしまいましたが、オリジナルも観たので、思ったことをちょっと書いておこうと。
一応、両方の作品の中身にちょっと触れているので畳んでおきますね。

オリジナル版と日本語版の決定的な違いって何だろう、と思った時、当たり前のことなのですが、演者さんたちの国籍だと思ったのですね。
オリジナル版は結婚前の男たちという単純なロードムービーなのですが、日本人が現地で同じことをやろうとするとその前に国籍という壁が出てくるのです。移民の努力というか、現地に馴染むという一工程が加わってしまったような気がするのです。
日本とアメリカ。麻有子の揺れ動く気持ちは共感できるのですが、男二人のロードムービーと見ると不要かなあ、なんて思いました。彼女の悩みに道雄が振り回されてしまっていたのが勿体ないというか。だったら、完全にアメリカ住民になってしまっている大介と対比させても良かったんじゃないかなあと。
もっと馬鹿馬鹿しい映画で良いじゃん! ワインの蘊蓄をたっぷり語って良いじゃん!
余分なエピソードが入ってしまったのでストーリーが散漫になってしまったかなあ、とオリジナルを観て思いました。
そこでふと思ったのが、サイドウェイズってトレンディドラマの延長にある世界なのかなあ、と。
自分はトレンディドラマ世代ではないのですが(その頃はドラマに興味無かったし…)、豪華なマンションに住んで、ブランドファッションに身を包んで、仕事は定時でアフターファイブを満喫する! というイメージがあるのですね。現実とかけ離れた世界というか、リアリティとは違う現実というか。そんな雰囲気をアメリカ在住組から感じてしまったんです。地に足が付いていないというか。
でも、これが国内の造り酒屋を旅する! とかパンフレットにあった焼酎の製造元を訪ねる旅! とかになると、コントのようになってしまいますよね(苦笑)
なんだろう、サイドウェイズはナパを旅したくなるという、観光ムービーでしょうか(そんなジャンルはあるのか!?)

あと、サイドウェイズのほうが小ネタが多く挟み込まれていた気がします。絵で見て分かりやすくしているというか。
オリジナルだと主人公は小説家を目指す設定ですが具体的な作品は出てきていなかった気がしましたし、SM性癖の女性は旦那がいない間の不倫相手を探していただけですし、Mr.ニンジャという分かりやすい記号を使っていないのですね(ナレーターの仕事をやっている、というので実演はしていますが)。小ネタは見ている分には楽しいのですが、ちょっとやり過ぎている部分もあるのかなあ、なんて思いました。

でも自分は、演じられている役者さんたちに馴染みがあるサイドウェイズのほうが好きですけどね。コミカルになっている部分も好きですし!
ドラマ脳になってるんだろうなー(苦笑)

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