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2回目に観に行った時の感想が抜けているのは、3回目と一週間しか空いていないので書かなくても良いか、というサボリです。
2回目は10月31日(土)、3回目は11月7日(土)のいずれも夜公演に行ってきました。
3回観て、自分はようやくこの劇の楽しみ方が分かったというか、ちょっと中毒になってしまいそうな位、愉しむことができました! DVD出たら買いたいなーと思ってますw サントラも出たら欲しいなー。
東京公演は今日でオシマイですが、これから巡業(という表現で合っていますか?)に出られるので、未見の方や他人の感想など見たくないよ! というような、ネタバレ含んでいる感想やメモ的な部分は畳んでおきますね。

ちなみに、2回目は客席の通路挟んだ2列目で下手側のドアに近かったので、毒マグロ貴婦人の登場をめちゃくちゃ近くで見れました。 
3回目は前から2列目で上手側のいちばん端だったので、毒マグロ貴婦人が舞台に上がる時がすごくよく見えました!(登場する前に振り返ってしまったのは反則だったかなあ、とちょっと反省してマス…)
センターではなかったので、客席のオバチャンになっていた生瀬氏が何を配っていたのかは分かりません。麗子以外の役者さんには「ヘタクソ!」とか酷いヤジを飛ばしていたのですね。初めてちゃんと聴こえました(苦笑)
2回目は一緒に観に行った方がいたのですが、その方にセンターが舞台を観るにはいちばん見やすい、と仰られいるのに成程なーと思わせて頂きました。確かに、全体を把握するのには見やすい座席でした!
3回目の席だとセンターの方が結構見にくかったりしたので、前に2回観ていて良かったなと思った次第です。
まさか、PCの画面に邪魔されようとは…!(一緒に観に行った方は起動音がXPのように聴こえたらしいのですが、自分は確認できずじまいでした…)
前のほうで見ていたので、劇中の水はクリスタルカイザーなことは確認できたのですが、飛竜が持っていた煙草の銘柄は確認できず。白っぽいボックスの煙草、フィルターも白かったかな?
あと、暗転中に次の役を準備されている方々の様子が見られるのが自分的にはちょっと嬉しかったです。こんなに慌ただしく準備されているのに、次の役で登場した時にはそんな素振りは伺わせないのは、サスガです(≧x≦)
机の下の段ボールはどんな状態になっているんだろう、と。
チェーホフのクダリはアドリブ合戦なので、これから観られる方、是非笑ってください!(自分はお題が記憶に残ってないのです。残念…。この間、作家のお三方は笑いを堪えている姿に自分はちょっと笑ってしまいました!)
だんだんと上地嬢がノビノビされてきている気がしましたし、三田氏の反応も早くなっていて、楽しいシーンだと思います。
全体を通して、三田氏の弾けっぷりがパワーアップしているのが、拝見していてより笑えたというか、凄い方だなあ、と思いました(長津田麗子ワンマンショーのノリノリっぷりに反比例するような作家たちの表情がまたステキなんですよ! 池田氏は何で下唇を出しているのだろうと思ったら、彼だけ凄いモノを見て泣いている、という表現なんですよね。毒マグロの時も、イエローとサーモンピンクの冷静さが何とも言えず。あ、上原はそんな原体験があるからワンマンショーに感動してしまう素地ができていたのかもしれませんね)
エアギターの間の取り方も、ギリギリまでタイミングを計っているようで、カッコ良かったです!
3回目は全体を通して見ることを諦めていたので、メイン以外の演技が非常に愉しめる席でした(^x^)
本当の千秋楽はどのくらい進化してしまっているのでしょう?


ストーリーは1回目観た時は、もうモヤモヤするばかりで何だったんだ! という部分のほうが大きかったのですが、2回目、3回目と観進めていく内に面白さが分かってきたというか、どこに焦点を絞れば良いのか、ということが自分で分かってきたので愉しく拝見することができました。
自分的には
・笑えるシーンは何も考えずに笑う!
(伏線的内容だと分かっているし!)
・上地嬢は話にはいっさい関わらないから、純粋に笑う!
というので、随分とスッキリ観ることができるようになりました!(本当に上地嬢には申し訳ないのですが…)
それと、2回目観た時に「元を取らねば」というのと、3回目観た時に「分かんなくなっちゃった」というキーワードを拾えたのが話の筋をスッキリさせてくれた要因かな、と思うのですね。
長津田麗子の生涯を追っていくのですが、彼女は神の視点で作家たちの上にいたのですよね。元を取らねば、という動機でこの物語を支配している。
その支配する側を引き継ぐのが飛竜、というのが巧く出来ているなーと思ったのです。元を取らねば、という発想は自分を商品として見做しているからだと思うんですね(麗子の半生であったり、飛竜の作品であったり)
女優とは男でも女でもない=化け物=元を取るモノ、なのかなあと。
あと「分かんなくなっちゃった」というのは最初は児島の口癖だったのに、一度だけ飛竜が口にするのですよね。その瞬間に追い詰められた役も児島から飛竜にシフトされたのかなあ、と思いました。「分かんなくなっちゃった」って、思考を止めて自分の世界に引き篭もるという、会話の相手には失礼な逃げの態度ですよね。逃げたところで自分の世界で悪意を増加させてしまっているから余計に性質が悪い。その悪意を否定していたはずなのに、口にしたことで飛竜は悪意を拒絶する側から受け容れる側になってしまったのかなあ、と思ったのです。
それから麗子にシフトして悪意を操る側になり、最後は血で手を染め自らが悪意そのものになる。
飛竜が病んでいく物語なんだ! と思えるようになったのが、印獣をスッキリと観られるようになった一因かもしれません。
それから、頭が悪いので登場人物と時系列の整理を行えるようになったこともスッキリさせてくれる一助になりました。最初観た時には、これらの整理もできないほど混乱していたので(@x@)
以下に貼っておきますが、間違い等ありましたらご連絡頂ければ幸いです(爆)
inju


昔は、舞台にハマっている友人が何度も舞台を観に行くのが理解できなかったのですが、舞台の愉しみ方をワルシャワと印獣で教わった気がします。
何度でも観に行きたくなっちゃいますね!(≧x≦)

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