2012年3月25日(日)18時~の公演に行ってきました。
上演予定時間は18時~19時40分とありましたが、5分押しくらいで開始でした。
自分はA列6番というもの凄い席で拝見することになったのですが、最前列であるものの仲間嬢側だったらどうしようという不安が始まるまでありました。朗読劇なので、立ち位置が変わるわけではないので、仲間嬢側だったら最後まで変わることなく仲間嬢ガン見となるわけです(それはそれで貴重な体験だと思いますが)
しかし、その心配は杞憂でした。生瀬氏の真正面に陣取っての100分でしたよ、ひゃほい!(≧x≦)
席数は242席の小さな劇場で、最前列。生瀬氏が座っている椅子まで数メートルでした!(≧x≦)
生瀬氏の出で立ちは、前髪は右ワケ。眼鏡は上縁のみのグラス(スクエアではない、オシャレ形でしたw)
スーツはピンストライプのブラック(袖と身頃のストライプが合ってなかったのがちょっと残念)
ネクタイはピンクで、小さな柄が付いておりました。
シャツは白でボタンは黒かった。靴下は紺でシューズは茶色の紐でした(ストーカーばりですね、自分…)
あ、髭はありませんでした!(リーガル・ハイ仕様でしょうか?)
仲間嬢は赤いフリルのロングスカートのワンピースに赤いニットのトップス。黒いハイヒールで、髪はちょっとふわっと。耳の前に垂れる両方の髪を纏められていたと思います。
感想を以下に記していこうと思いますが、今後上演があるか不明ですので、ネタバレ部分も隠さずに書いていこうと思います。
Re:というのはメールの返信のRe:(アールイー)と発音されてましたが、この発音に違和感が。実際、こう呼ぶ方を聞いたことがないのですが、如何でしょうか。
ストーリーは男女のメールのやり取りで進んでいくのですが、開始十数分後に自分が感じたことは、この厨設定はナニ…? でした(ストーリー大好きな方、スミマセンっ)
一昔前の少女漫画とか、コバルト文庫に出てきそうな話だと思ってしまったのです。
まず、オフィシャルのメアドに私的な事を書き続ける神経が自分には理解できませんでした。会社からでも、私用アカウント(gmailとかhotmailとか)を使うものではないでしょうか。最初の数通のやり取りの後に描かれてなくても私用メールに移行しているのかと思っていたら、中盤あたりで会社がなくなるのでドメインが使えなくなるという描写があったので、ゑゑっ、やっぱ会社メアド使ってたのか! と衝撃を覚えましたもの。途中で私用アカウントに移したほうが良いと思います、切実に…(会社がなくなる、が切っ掛けでメールを出すタイミングがなくなってしまいますが、それは人伝とかで代用できる切っ掛けだと思うので)
私用メールに厳しい会社も多いと思いますし、会社を辞めた人間のアカウントは、仕事のメールが残っている可能性もあるので、社内の不特定多数がアクセスすることになりますよ…。そんな状況で私用メール、残さないでしょうに…。サーバー管理者に見られる可能性だってあるでしょうし…。
それに彼らのやりとりのメールを見られたら、セクハラで訴えられても文句言えないと思うような内容も多いので…。
あと、気になったのは、オフィシャルメールなら自社のことをウチと表記しないだろう、ということでしょうか。何はなくても、弊社で押し通して欲しいものです。
ええと、例によって例の如く登場人物の名前を覚えていられなかったので、男と女と表記して、簡単に話を纏めてみたいと思います。時間も正確に何年と覚えていられなかったので、最終的には10年の月日が経ったと。
女:友人の不倫相手を諫めようと男にメールを出す
男:人違いであることを指摘
女:ゴメンナサイ
数ヶ月後、仕事で同じプロジェクトに関わることに。
女:失礼のお詫びを兼ねて、食事に行きましょう
食事のデートを重ねる内に、男女の仲に(男は不倫)
女:本気になるのはマズイから別れましょう
その後、男は離婚
男:良かったら会わないか?
女:お付き合いしている人もいるし、今はダメ
それから、男は会社も辞め、故郷の和歌山に戻って夢だった絵で生計を立てる道を探り始める
メールで連絡、その後、女が和歌山に一週間滞在
男:今の僕に女の生活を支える自信がない
東京に戻って、女はデキ婚で結婚することになり、旦那の転勤で沖縄へ
男は資産をすべて処分して、スペインに絵の勉強へ
出産前に女からのメールが途絶え、6年くらいの月日が流れる
女は死産、そして離婚。アルバイトで生計を立てつつ、得意な料理の勉強を始める
その間に男は抽象画で頭角を顕し始め、日本で個展を開くことになる
帰国時に搭乗した飛行機がテロで墜落し、女から読まれることのないメールで幕を閉じる。
自分的には不倫はアリかな、と思うので(生瀬氏みたいな方に誘われたらそりゃ食事だろうとホテルだろうと付いて行くよ! 的な意味で)問題はあまりないのですが(パートナーに気付かせ、迷惑を掛ける不倫はダメですけど。知らないなら、事実として有り得ないと同類だと思うのです)<食事とセックスは同類項と、文学的には解釈されますしね
メールのやり取りが白々しくて、だからこそメールのやり取りのこの話が成立するのか、という部分で悶々としながら拝見しておりました。
言葉を尽くしても、メールや手紙というのは発信者と受信者が同じ情報を共有することは出来ないモノだと思うのです。言葉の裏を考えてしまう、書いた感情を勘繰ってしまう。
直接話したり会ったりする場合は、相手から受け取る情報がまだ多いので、文字だけの情報より相手に近付いて、想いを共有できるかと思うのですが、それが出来ないから互いのメールがまどろっこしくなってしまう。
一方通行の想いばかりが舞台の上に行き交っていたのが、理解できつつもどうかなあ、と感じておりました。
オフィシャルアカウント以外のメールは本の上ではまったく描かれていないので、携帯のメールや電話での会話は想像で補うことになります。
その際、少し動きのある演技があっても良かったんじゃないかな、と思いました。
抱き締め合う二人とかの描写、観たかったです…。
連絡を取らなかった相手に、ふとしたキッカケでメールを送るようになって関係が修復される、というのは震災後に多くの方が取られた行動ではないかと思うので、その部分はとても共感できました。
あと、仲間嬢が死産云々を語っている時にマイヤーを思い出したのは自分だけではないはずです(笑)<他の日に演じられていた中越典子氏や宮沢りえ氏は良いと思うのですが、ベッキー嬢が演じるにはちょっとヘヴィーな役ではありませんか、と要らぬ心配をしてしまいました
陰のある女性の声が似合っていたなあ、と思います。
生瀬氏は基本、ずっと本から視線を動かさず。仲間嬢から来るメールを拝見している、という演技をずっとされておりました。コミカルなメールの時は笑うし、難しい事案の時には唇に指を沿わせて考え込む仕草も。
メールのやり取りなのに、時折、一定のリズムを崩されてスピード感を出しているのは、ちょっとでも早く、という性急さが表れていて引き込まれました。この惹き付け感はさすがでした!
数回、暗転がありましたが、生瀬氏がテーブルに置いていたミネラルウォーターのボトルに口を付けたのは最初の一回だけでした。あとは、ネクタイを調節しておられたかな。
仲間嬢は顔を横に向けてストローでお水を飲んでおりました。可愛らしい…!
それと、自分はハッピーエンドが好きなので、ラスト、飛行機墜落ってどうよ、と思ってしまいました。たしかに、スペインに行く前に生瀬氏に向かって「テロとか起こってるんでしょ?」と訊ねる節があったので、その伏線を回収したのだと思いますが、スペインで国際テロが頻発しているようだったら、間違いなくEU脱退、NATOから攻撃されているのではないのでしょうか…!
移住先が南米やアフリカなら、有り得なくもないかなあ、と思いましたが。
…こう、現実的な事に捕らわれるダメな大人になったなあ、と思います、ハイ。
いや、ホント、空港で抱き締め合って終わるのね! と思って観てました…。
お二人が座られていた椅子の奥にソファがあったのですが、ソファをもっと活用しても良かったんじゃないかな、なんて思いました。
こんな感じの感想ですが、ストーリーが現実的にもっと入り込みやすい形になったら良いのになあ、と。お二人の息のぴったりさは国宝級だと思いますもの!(≧x≦)
上演予定時間は18時~19時40分とありましたが、5分押しくらいで開始でした。
自分はA列6番というもの凄い席で拝見することになったのですが、最前列であるものの仲間嬢側だったらどうしようという不安が始まるまでありました。朗読劇なので、立ち位置が変わるわけではないので、仲間嬢側だったら最後まで変わることなく仲間嬢ガン見となるわけです(それはそれで貴重な体験だと思いますが)
しかし、その心配は杞憂でした。生瀬氏の真正面に陣取っての100分でしたよ、ひゃほい!(≧x≦)
席数は242席の小さな劇場で、最前列。生瀬氏が座っている椅子まで数メートルでした!(≧x≦)
生瀬氏の出で立ちは、前髪は右ワケ。眼鏡は上縁のみのグラス(スクエアではない、オシャレ形でしたw)
スーツはピンストライプのブラック(袖と身頃のストライプが合ってなかったのがちょっと残念)
ネクタイはピンクで、小さな柄が付いておりました。
シャツは白でボタンは黒かった。靴下は紺でシューズは茶色の紐でした(ストーカーばりですね、自分…)
あ、髭はありませんでした!(リーガル・ハイ仕様でしょうか?)
仲間嬢は赤いフリルのロングスカートのワンピースに赤いニットのトップス。黒いハイヒールで、髪はちょっとふわっと。耳の前に垂れる両方の髪を纏められていたと思います。
感想を以下に記していこうと思いますが、今後上演があるか不明ですので、ネタバレ部分も隠さずに書いていこうと思います。
Re:というのはメールの返信のRe:(アールイー)と発音されてましたが、この発音に違和感が。実際、こう呼ぶ方を聞いたことがないのですが、如何でしょうか。
ストーリーは男女のメールのやり取りで進んでいくのですが、開始十数分後に自分が感じたことは、この厨設定はナニ…? でした(ストーリー大好きな方、スミマセンっ)
一昔前の少女漫画とか、コバルト文庫に出てきそうな話だと思ってしまったのです。
まず、オフィシャルのメアドに私的な事を書き続ける神経が自分には理解できませんでした。会社からでも、私用アカウント(gmailとかhotmailとか)を使うものではないでしょうか。最初の数通のやり取りの後に描かれてなくても私用メールに移行しているのかと思っていたら、中盤あたりで会社がなくなるのでドメインが使えなくなるという描写があったので、ゑゑっ、やっぱ会社メアド使ってたのか! と衝撃を覚えましたもの。途中で私用アカウントに移したほうが良いと思います、切実に…(会社がなくなる、が切っ掛けでメールを出すタイミングがなくなってしまいますが、それは人伝とかで代用できる切っ掛けだと思うので)
私用メールに厳しい会社も多いと思いますし、会社を辞めた人間のアカウントは、仕事のメールが残っている可能性もあるので、社内の不特定多数がアクセスすることになりますよ…。そんな状況で私用メール、残さないでしょうに…。サーバー管理者に見られる可能性だってあるでしょうし…。
それに彼らのやりとりのメールを見られたら、セクハラで訴えられても文句言えないと思うような内容も多いので…。
あと、気になったのは、オフィシャルメールなら自社のことをウチと表記しないだろう、ということでしょうか。何はなくても、弊社で押し通して欲しいものです。
ええと、例によって例の如く登場人物の名前を覚えていられなかったので、男と女と表記して、簡単に話を纏めてみたいと思います。時間も正確に何年と覚えていられなかったので、最終的には10年の月日が経ったと。
女:友人の不倫相手を諫めようと男にメールを出す
男:人違いであることを指摘
女:ゴメンナサイ
数ヶ月後、仕事で同じプロジェクトに関わることに。
女:失礼のお詫びを兼ねて、食事に行きましょう
食事のデートを重ねる内に、男女の仲に(男は不倫)
女:本気になるのはマズイから別れましょう
その後、男は離婚
男:良かったら会わないか?
女:お付き合いしている人もいるし、今はダメ
それから、男は会社も辞め、故郷の和歌山に戻って夢だった絵で生計を立てる道を探り始める
メールで連絡、その後、女が和歌山に一週間滞在
男:今の僕に女の生活を支える自信がない
東京に戻って、女はデキ婚で結婚することになり、旦那の転勤で沖縄へ
男は資産をすべて処分して、スペインに絵の勉強へ
出産前に女からのメールが途絶え、6年くらいの月日が流れる
女は死産、そして離婚。アルバイトで生計を立てつつ、得意な料理の勉強を始める
その間に男は抽象画で頭角を顕し始め、日本で個展を開くことになる
帰国時に搭乗した飛行機がテロで墜落し、女から読まれることのないメールで幕を閉じる。
自分的には不倫はアリかな、と思うので(生瀬氏みたいな方に誘われたらそりゃ食事だろうとホテルだろうと付いて行くよ! 的な意味で)問題はあまりないのですが(パートナーに気付かせ、迷惑を掛ける不倫はダメですけど。知らないなら、事実として有り得ないと同類だと思うのです)<食事とセックスは同類項と、文学的には解釈されますしね
メールのやり取りが白々しくて、だからこそメールのやり取りのこの話が成立するのか、という部分で悶々としながら拝見しておりました。
言葉を尽くしても、メールや手紙というのは発信者と受信者が同じ情報を共有することは出来ないモノだと思うのです。言葉の裏を考えてしまう、書いた感情を勘繰ってしまう。
直接話したり会ったりする場合は、相手から受け取る情報がまだ多いので、文字だけの情報より相手に近付いて、想いを共有できるかと思うのですが、それが出来ないから互いのメールがまどろっこしくなってしまう。
一方通行の想いばかりが舞台の上に行き交っていたのが、理解できつつもどうかなあ、と感じておりました。
オフィシャルアカウント以外のメールは本の上ではまったく描かれていないので、携帯のメールや電話での会話は想像で補うことになります。
その際、少し動きのある演技があっても良かったんじゃないかな、と思いました。
抱き締め合う二人とかの描写、観たかったです…。
連絡を取らなかった相手に、ふとしたキッカケでメールを送るようになって関係が修復される、というのは震災後に多くの方が取られた行動ではないかと思うので、その部分はとても共感できました。
あと、仲間嬢が死産云々を語っている時にマイヤーを思い出したのは自分だけではないはずです(笑)<他の日に演じられていた中越典子氏や宮沢りえ氏は良いと思うのですが、ベッキー嬢が演じるにはちょっとヘヴィーな役ではありませんか、と要らぬ心配をしてしまいました
陰のある女性の声が似合っていたなあ、と思います。
生瀬氏は基本、ずっと本から視線を動かさず。仲間嬢から来るメールを拝見している、という演技をずっとされておりました。コミカルなメールの時は笑うし、難しい事案の時には唇に指を沿わせて考え込む仕草も。
メールのやり取りなのに、時折、一定のリズムを崩されてスピード感を出しているのは、ちょっとでも早く、という性急さが表れていて引き込まれました。この惹き付け感はさすがでした!
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…こう、現実的な事に捕らわれるダメな大人になったなあ、と思います、ハイ。
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