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数えてみたら30公演目中の20公演目でした。
2月20日(日)の夜公演に行ってきました@2回目
D列のほぼセンターという素敵位置で観てきましたよ! キューブさん先行、毎回ありがとうございます!(≧x≦)
舞台が近いのは良い点ですが、近すぎて前の列の人の頭が死角になって舞台全景が見えないのとスクリーンを観るのが辛い、というのが難点でしょうか。
内容に触れる部分もあるので、近すぎる弊害は後ほど。
2回目の観劇でした(1度目の感想は、カテゴリ→PLAY、で表示されると思います)ので、感想は補完的な事を書いていきます。

本題に入る前に、今回は時間に余裕を持って出掛けましたので、舞台以外のことを。
自分は赤坂見附から歩いてACTシアターさんに向かうのですが、地下鉄の階段にはテンペストの看板が出てました。途中にある本屋さんでは店頭にテンペスト発売中! と大きな扱いになっておりましたし。さすがTBSさんの街です。
TBS本社社屋一階にあるぶうぶカフェで当日の舞台のチケットの半券を見せると、食事をするとドリンクが、ドリンクの注文の際にはクッキーのサービスがあることを初めて知りました。
観劇前のチケットでもokでしたので、時間が合えば利用してみるのも面白いのではないかと。
それからACTシアターさんの売店では、テンペストオリジナルドリンクも販売されておりました。
オリジナルジュースが寧温、オリジナルカクテルが真鶴。
女性のほうがアルコールですか(汗
勿論自分はアルコールな真鶴を注文してきましたが、薄くて味が良く分かりませんでした<コラ
ピンク色の可愛らしいカクテルで氷がたっぷり入っておりましたので、ごくごく飲むことができましたよ★
休憩が20分入るので、その間の女子トイレは戦場のようになるのですが、トイレ案内のお姉さんの捌き方が素晴らしいので、20分で行って戻って来ることは十分可能ですので、我慢しなくても大丈夫です(苦笑)
お花は初日から二週間経ってしまっているので、ほぼ撤去されておりました。ちょっと悲しいです。

ここから先は、観劇の感想になりますので、隠しておくことにします。
舞台の内容、ネタバレ見たくないよ! 個人の感想なんか見てられるか!
という方はこの先、御覧になられませんよう、お願い申し上げます。
役名と役者さんの名前が入り乱れているのは、ご容赦頂ければ幸いです。









前回の感想は冒頭から追いましたが、今回は思い付くまま揚げていきたいと思います。と思いましたが、記憶力にあまり自信が無いので、基本は追っていく方式で(大汗)

冒頭。西岡徳馬氏に雷が落ちる演出を見れなくて残念。
寧温メイクで踊る真鶴は凛々しいのですが、踊りについては後で纏めます。

初登庁日の歓迎の舞踊は本当に素敵で、そこだけで自分は小さく拍手をさせて頂きました!
踊り手さんたちの悠然と笑みを浮かべながら踊る、というのがとても華やかなのです。絶対、踊りのレベルも上がっているはずです。
その中で福士氏は頭一つ大きいのですが、円陣で踊られている時は完全に女性陣と同化されていてキレイでした!
男装になってからの勇ましさも良かったですとも!
踊りの最中で、嗣勇の姿を見付けて寧温がビックリするという細かい演技もされているのが発見できたのは嬉しいです。その間の朝薫は得意満面な表情なのも面白いなあ、と。

薩摩藩へ挨拶に行った寧温に山田奈緒子を見たのは自分だけでしょうか(苦笑)<ムキになって反論する様が奈緒子チックだなあ、と
たまに聞得大君が矢部チックに見えたのは(ry
やはり聞得大君予言は時事ネタが絡んでいるようなので、今回の予言の報告。
パンダがやってくるのに浮かれてる! レンタル料高すぎ!
都知事選にワタミ社長(お名前の漢字は表示できないので割愛させて頂きます)立候補!
野球賭博で春場所中止!
以上、3本でした。何事もない一日だったのが悔やまれます。意訳しすぎてスミマセン(苦笑)
舞台が近い席での観劇でしたので、聞得大君の顔がデカすぎです(^x^)
睫毛が長かったので、付け睫毛をされているのでしょうか(^x^)
生瀬氏の女性演技が堂に入ってきたというか、着物の所為もあるのでしょうが、聞得大君時代の歩き方は膝から下でしずしずと歩くのが板についてきたように感じました! 裾を両手の指先で押さえる仕草とか、良いですとも!

話を進めまして、雅博の真鶴に対する態度と、寧温に対する態度の違いに、山本氏凄いなあ、と思っておりました。相手の演者さんは同じなのに!
ボクらの時代を拝見することができたので思ったのですが、押忍! と登場されるシーンはやっぱり孫悟空をイメージされているのでしょうか……!

徐丁垓に噛みつくシーンも、奈緒子チックな気がしました、ええ。
時間の関係だとは思うのですが、尚育王のメイクが徐丁垓のものだったのがちょっと残念かも。尚育王と徐丁垓は正反対のキャラクターなのに!
それと、尚泰王が阿片中毒という描写がちゃんとされていたことに気付きました。舞台が近いとちゃんと表情が拝見できて良いですね★
仲間嬢の殺陣の巧さは、安心感モノです。殴られた痕のメイクもちゃんとされていてビックリでした。
徐丁垓殺害の罪の減刑を求める際の安田氏が良い味を出されておりました。
朝薫は清国重視の政策を掲げているのですが、清国を頼ってはならないことを徐丁垓の一件で思い知った訳です。清国の不興を買うかもしれない寧温減刑を申し入れるということは、それまでの朝薫の主旨とは反するのですよ。その複雑な表情を安田氏は素敵に演じられているなあ、と(逃げ腰のへっぴり腰っぷりが乗じてムーンウォークの流れも進化しておりましたね!)

二幕の開始も仲間嬢の踊りですが、ここも後で纏めて。
あごむしられ候補になったと知った時の嗣勇のニヤリ、という微笑に男を見ましたよ!(相変わらずオカマで! と再会した際に真鶴が言うので、余計に際立つ感があります)
舞台テンペストでは、兄の嗣勇が第一王朝再興の野望を抱いて王宮務めを果たしている、ということがハッキリ分かりましたとも!
瞬時に男モードと女モードが入れ替わる福士氏の切り替えの早さは脱帽モノです。その内、楽しんご氏ネタも入ってくるのではないでしょうか(若干、今日も感じたのですが、自信が無いので……)

生瀬氏の殺陣のキレが初日よりも良くなっている気がしました★
棒やらサーベルやらを持って構えるのに凛々しさを感じたというか、近くで見た迫力もあるのかもしれません。

寧温呼び戻しのシーンは、自分的には納得いかないシーンの一つです。
八重山に流刑されている寧温を呼び戻すことを真鶴が提案するのですが、うーちばらのウワサではなく、八重山のウワサで、と言ったほうが説得力があると思ったのです。真鶴は八重山出身ということになっているのですから。
その提案に朝薫も乗るのですが、寧温を立てる意見しか進上しないのもどうかなあ、と。後のことを考えるともっと冷徹な意見が出てきても良いと思うのです。原作にある通り「犯罪人なら失敗したとしても心置きなく切り捨てれば良い」という意見のシンボルに朝薫がなっても良かったのではないかなあ、と思います。

ペリー提督との対話シーンは、役者さんたちは英語で演技されているのに感動しました!<口の動きで判断させて頂きました
寧温に対して、ペリーはサーという敬称を用いているのですが、思えば原作では英国女王から騎士を叙勲されているからこそ使われているのですが、舞台では端折られているのですよね。その点の描写がないのでミスターのほうがしっくりくる気がします。

第一王朝に関する情報が真牛からもたらされても、真鶴が自分の立場を悟らないのも、不思議と言えば不思議です。曲玉が正当な王朝の証明ということを知る嗣勇が、物凄く強かに描かれています。真牛は王朝の正当性よりもキンマモンの力が欲しい、という対比も面白いですね。

明の名前は舞台上では出てきませんでした。
朝薫の「僕は君(寧温)に勝ったんだ」という台詞に、プライドが砕かれ拠り所が無くなった哀切をひしと感じましたとも!
政治的手腕では女性の真鶴に勝てず、有力貴族の出という出自も第一王朝の末裔という血統には勝てず、失意のどん底でとった行動=首里城を焼き払うという凶行に及んだのだ、と。
サーターアンダギーは、クスリと笑えるところです。

真牛のラストのバンザイだけは、未だ納得できておりません(苦笑)
(個人的に納得できていないのは、あとは真美那嬢の不在ですが……!)
琉球王国への想いを語るシーンは、無力感の中にも清々しさを感じて、切々と語る口調は大好きなんですけどね!
民のため、という目的が抜けていた選んだ道を悔いながらも、てぃだは昇り、風は凪ぎ、と琉球の自然に包まれ永遠に生きようという預言は琉球への愛の深さが表れている良いシーンだと思うんです!

ラストシーンでは仲間嬢が涙を零していたことに驚きました。毎回、泣かれているのでしたら、凄すぎます……!

ざっくり順を追ってツラツラ書きましたが、後回しにしていた踊りについて。
仲間嬢が踊りを披露するのは、舞台で三回あります。
一幕冒頭の寧温として生きることを決意するシーン。
二幕冒頭の八重山から首里へ戻るキッカケになるシーン。
二幕ラスト前の、こらまでの人生を振り返るシーン。
共通するのは別離を表すことだと思うのです。
最初は、女性への訣別。この時は寧温メイクが強く出ているからかもしれませんが、男らしさを醸し出そうとして動きが硬い感じがするのですね。
二度目は、八重山生活の終結。この時の踊りがいちばんのびのびと踊られていると思います。誰に気兼ねすることなく、女性としての生活を謳歌している。その自信が踊りにも漲っているのではないかと。
ラストは、琉球王国との別れ。守ろうとしていた国を守れなかった無力感、失われていた多くの同志の命、それらを鎮めるために踊っているので、指先まで悲しさに覆われている感じを受けたのです(異界送り?<コラ! いや、このシーンを拝見して、実写版ユウナは仲間嬢だ! と自分は思いましたとも!)
纏めてみて、ちょっと悲しくなった次第です。

カーテンコールは一回。生瀬氏の投げキッスも一回でした★
仲間嬢が二度目登場した時はあごむしられ衣装になってましたね!



二度目を拝見して感じたことは、役者さんたちはどんどん役がハマってきているなあ、ということでした。
台詞と演技の入り込み方、引き込まれ方は凄すぎます。
そこに堤氏の演出のスパイスがさらに強くなっていて、テンポがどんどん良くなってます。
西岡氏の5役の演じ方も、それぞれに特徴が強調されていて素敵でしたとも!
もう、このままのキャスト&スタッフさんでドラマ版も作って頂きたいですとも!
(そしてサラリーマンNEOに仲間嬢が出られれば良いと思うの!<超願望)
舞台的に近くて残念だったのは、通路を使った演出が見れなかったことです。通路に幟がはためくシーンが、モノローグで効果的に使われていた印象があったのに、残念。



今回も駄文な長文をお読み頂き、ありがとうございました!

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