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7月にできたばかりの新宿ピカデリーでダークナイトを観てきました!
白が基調の建物で、見た目もキレイ! 内装もキレイ! トイレに便座除菌ジェルが完備なのも嬉しい!

開場は10分前。冷房もあまり効きすぎてなくて良かったです。
難点は、3階がロビーで、劇場がその上になるのですが、上の階までの移動手段がエスカレーターしかないこと(バルト9もでしたが)。番号若い順に低階層でした。
あと、中の自販機がぼったくりなので、飲み物は買っていったほうが良いです(苦笑)
売店のクロワッサンやデニッシュが美味しそうなので、今度食べてみたいです! あと、揚げパスタとの生ビールセット! 朝一の回でその後に予定があったのでスルーでしたが、仕事終わってから良さそうなセットですね!

で、CM込みで2時間40分の長丁場映画の感想ですが、鬱エンド好きにはたまらないダークさでした(≧x≦)

自分はゲイリー・オールドマン氏を目当てで観に行ったのですが、むしろ彼が主役なんじゃないか、というくらいに出まくりで大変嬉しかったですw(どんな偏重っぷりだ、自分)




ダークナイトって、上手いタイトルの付け方だなあ、と最後まで観て思いました。
劇中の検事が光の騎士というのと対比させているのですが、汚れ役をすべて被る正義のヒーローって、すごい魅力的じゃないですか。
恋人は殺され、腹心の部下は去って、信頼していた検事はダークサイドに堕ちてしまったのに、彼を表向きのヒーローとして祀り上げないと希望がなくなる矛盾だとか、ジョーカーに良いように翻弄されても決定的な勝利は得ていない。
殺人犯として警察に追われながらも、自分が決めた正義を貫くため、独りゴッサムシティの悪と闘い続ける。
ダークヒーローという像をビギンズから上手く作ってきたな、と思いました。
飛び抜けて金持ち、という以外は生身の人間が戦う姿も、リアリティがあって良いのでしょうね(お金がある=すごい武器とか開発させちゃう=バッドマン装備、なのです)
自分的に、後味の悪さは黙示録(相棒)以来でした。
なんか、最近の映画とか物語はハッピーエンドというのが多いので(自分も安心して観れちゃうから観ちゃうんですけど)、たまには鬱展開エンドも良いのではないかと思います。

それと、ジョーカー(絵的にバッドマンの世界って自分向きではないのですが、それはおいといて)。
雄弁な冷酷悪役好きなので、かなりウキウキして舌戦を見ておりました。
(バンバン殺すシーンはあまり好きじゃないのですが…。死が昔よりもリアルに感じられる年頃なのでしょうか・笑)
人の心を操るのが巧いというか、弱い部分に付け入って堕ちる様を楽しむというか、人間とか正義とか善に期待していないからこそのキャラだなあ、と。陥落こそが存在証明だったのでしょうね。
ウィンパティオと通じるものが…(また相棒か!)

それで、自分の中ではこの話の主役だよ! と思って観ていたゲイリー・オールドマン氏。
ビギンズであまり出番がなかったので、今回もあまり期待せずに観に行ったのですが、活躍しまくりですよ!
(常に裏をかかれるけど)マフィアを取り押さえようと陣頭指揮を執るし、相変わらず独りでバッドマンを擁護しているし、死んだと思っても死体はニセモノだったりするし、人質を取られて絶望のどん底を味あわされたりしているし、ラストでバッドマンの悲痛な独白を聞いているし、最後は昇進しているし。
これからは、彼が光の騎士となったりするのでしょうか。気になります。

とっつきにくい作品だと思いますが、暗い気分になりたい時にはお勧めな作品です(どんな勧め方だ…)

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