記憶が新しい内に思いついたことをツラツラと。
って印獣ってタイトルなのに、思いつくことは飛竜のことばかりなんですけどね（苦笑）
…管理人は生瀬氏好きなので、放っておいてください。
以下、当然のようにネタバレです。ご覧になられる方、ご注意くださいませ。

「おざなりにはできないなあっ」
「飛竜さん、お父さん超えちゃったよ」
のクダリなのですが、長津田母娘に向き合う、という点てもお父さんを超えたのかなあ、と。
父親は麗子とのことはなかったことにしようとしているようでしたけど、飛竜は児島にユキエとの過去に対面させようとしているので。
記録者の一人でもあるわけですし。
おざなり探偵がどうやって事件を解決するかも、非常に気になるのですが…



あと、飛竜の俗物っぷりが微笑ましいなあ、と思ったので、そのためにこのブログは書いています。
自分の携帯小説のことを「馬鹿しか読まない」と卑下してますが、実際「馬鹿が読むモノ」と言われるとめちゃくちゃ怒ったりしているからプライドが低いわけではない。なんか、この部分だけに関しては自分みたいだなあ、と（苦笑）

「何時か、純文学を書きたい」と言っているのは、今書いている携帯小説は、彼の中では文学と認めらるものではな、ということですよね。
でも、ラストは携帯小説で書くことに憑かれてしまっている。「元を取らなければ」ということは、その行為に対価を求めるということのような気がするのです。
生活のために書くもの＝携帯小説、であって、文学はそうであってはならない。
目指す文学とはかけ離れた行為で作家と名乗る＝獣であり、化け物なのかなあ、なんて考えたりしてしまいました。