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支社長さよなら篇なのですが、あまりにも支社長と戦いたくなくて先延ばしにしすぎていたために、バトりにいったらあっけなく勝っちゃいましたよorz
っていうか、支社長が逝かれてしまった(いや、自分らが殺したんだけど<倒さないとストーリーが進まないから…)ので、今日は黒シャツ黒ネクタイで喪に服してみたりしているのですが(苦笑)
自分の中で一番の山場が終わってしまったので、これからどうやってモチベーションを保っていくかが最大の課題になりそうです。取り敢えず、ニャルを降ろすか〜。
一番好きなシーンですし、ファーストプレイの時の衝撃は、なんじょうくん、スゴいよ! という感じだったのですが、このシーンですっかりペルソナの虜になりました、はい。

以下、ペルソナ感想なので、興味の無い方、興味あるけどクリアされていない方(2罰含んでます)は飛ばしてくださいませ〜。

神取というキャラクターは、利用しているつもりで利用されている、というコケティッシュな役回りなのですね。
その事を最期は自覚するのですがそれでも自分で決断を下せない、ダメな大人なのです。
昔の攻略本で、すべて借り物でしか自分を表現できない人間、と言われているのですが、まったくもってそのとおりで、その弱さに自分は惚れ込んでいるわけですが(苦笑)
自分を飾るモノに奢り、威を借り、神を気取る。
自分が無い。未来への不安。無への恐怖。
それをなんじょうくんら高校生に看過され、主人公たちの生への強さを目の当たりにして、ペルソナを発動させるけれども逆にペルソナに取り込まれるって、どれだけ駄目なんですか!(≧x≦)
ファーストプレイ時のときも、ゴッドカンドリというネーミングに大爆笑させて頂きましたけど!<本当に好きなんですか、自分…
挙げ句、引導は主人公たちに渡させるという姑息さ。
もう、ダメダメすぎて、堪らないじゃないですか!<だから、大好きなんなんですってば、自分…
すべての責任を取って、という引き際でないのがまた卑怯で。貰った玩具に飽きたから、生きることに倦んだから殺してくれ、という投げ遣り感に希望は届かないというのがもう、救い無くて(大泣)<これは罰にも継承されているのが何とも言えないのですが。罰は罰で、役回りを初めから自覚している分、若干成長していると言えなくもない、かな(罰までの間、死んでるんですけどね!)
彼は何処で希望を失ってしまったのか。そこから抜け出せる手段は無かったのか。
ダークな分を想像していくと、いたたまれない気持ちになってしまいます。
基本、こういうキャラクター大好きです、自分。

コンプレックスは克服したほうがそりゃカッコ良い生き様だとは思うのですよ。
でも、克服するだけが生き方じゃない。抱えて、向き合って、昇華するのも、押し隠すのも、どう生きるか選ぶのは自分。
主人公たちは己に勝って成長していくのですが、真逆の位置にいるのが神取であって。狡いけれどもコンプレックスから目を背け、生きることに疑問を持ち、弱さと淋しさを持て余してしまう生き様のほうが自分は共感できたのですね(だからといって「神になった!」とか、オモシロ台詞は無いですけどね…)
コンプレックスがこれだけストーリーの前面に出てくるゲームや物語にそれまで遭遇したことがなかったので、自分の人生観が変わったというか、コンプレックスを意識するようになったというか。誰もが抱えているものなのかと安心できたというか。
そんなところがペルソナの魅力で大好きな部分なんだなーと思います。
ペルソナ=もう一人の自分。ペルソナを付け替えることで、対人モードを変えていく。誰もがやっていることなんじゃないのかな。

そして、この作中において主要キャラクターの中で戦って死んでしまうのは、神取だけのような気がするのですよ(部下は、カウントしないということで<自分の中では主要キャラクターじゃないってことで)。世界を混乱させた主犯だから、ということもあるのでしょうが、それが大人としての責任の取り方(取らせ方)として描く狙いもあったのかなあ、なんて思います。
子どもの間は間違ってもやり直せる、というか。いや、単純に千里ちゃんとかトロは友人だから消す、という選択肢がまきちゃんの中に無かった、ということもあるかな。


さてさて。これからエンディングに向かっていくわけですが。
恐らくまきちゃんに対して号泣しまくりなんでしょうね、自分。ゲーセン対峙もありますし。っていうかコードブレイカー全然やって無いじゃん! メタルカード60枚とかあってビックリですよ!

神取にいちばんシンパシーを感じていたのはなんじょうくんだと思うので、同じ轍を踏まないようにと己を律しながら、彼はこれから生きていくのだと思うのです(2罰も変わってなくて安心しましたよ! 3でもチラッと出てきますしね!)
レイジくんは、異母兄をぶっ殺す、ということだけが目標だったのでこの場で目的は達せられてしまうのですが、その時に「この後味の悪さはなんだ」と虚しさを味わってしまうのですね。ネガティヴな目的は何も残さない、ということを知ってしまう。でも、神取と戦う前に「コイツら(主人公たち)を守る」という新しい目的も見付けられているのが、神取と決定的な差異のような気がします。
この二人が神取化することはない、というのがペルソナを通じて得られた彼らの人生訓なんじゃないのでしょうか(他の仲間たちは属性が違い過ぎて有り得ないだろうし)
仲間が闇を振り払う光、というのを描きたいのだと思いますし、それは本当に素敵なことだと、ペルソナを通じて体感できたことが自分の中ではちょっと大きな体験だったりします。今の自分の考え方や捉え方の原点がある気がします。
後にも先にも、人生変えられちゃったゲームはペルソナだけ、というのも大きいのでしょうね。
本当に、大好きなゲームです。

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