25年前は、足下が揺らぎ、世界が終わってしまうような衝撃を受けておりましたが、時間が流れ、自分の立場も環境も変わると、そんな衝撃を受けることも少なくなってきています。
LAST GROOVEのリマスター上映会がありましたが、結局ビデオやDVDを入手しても一度も観ることができていない作品を観に行くのには少しばかり抵抗がありましたので、スルーしておりました（チケットが5500円が高いこともあったんですけどね。新宿は木根氏が登壇されたみたいなので、ちょっと行きたかったりしましたが、家で仕事もしていたので、まあチケット買わなくて良かったかなと結果的には思っています）
タイムマシンが初音源化されたのが最後のライヴのCDだったので、そちらは何百回と聴いたのですが、映像で観る勇気は無かったというか、時間が無かったというか＜25年前から変わってないんだな、自分（汗）
映像で観てしまうと、思い出の中の美しさとのギャップが怖いんですよね。恐らく、今なら途轍もなく冷静に彼らを観ることができると思うので、自分が好きだったモノが美化されたモノ、という現実が突きつけられちゃうんですよね。多分。
自分の中ではファンタジーの美しさのままであって欲しいのが35～25年前までのTM NETWORKなんだと思っています。
次、はもうないでしょう。それは25年前の時にも感じたことです。
でも、25年前に根拠なく信じていた未来は、諦めが強くなるばかりで。
若くはない、というのはこういうことを言うのかな、と思う一日でした。

明日からの一週間の仕事が怖すぎて、ファンタジー気分ではいられないんですよ（遠い目